必聴!ジャーマン・ロック~とりあえずこの12枚~

野崎くんという友達がいまして。

 

もう10年以上お付き合いをさせていただいているのですが、この野崎くんが去年つくったZINEが無茶苦茶よくて。

 

これなんですが↓

 

f:id:tadashiitakonoyudekata:20220325190209j:image

 

どんな内容か、僕が書くよりはぜひ原文を味わっていただきたいので、はじめのページをこっそり引用させていただきます。

 

 みなさんは音楽が好き? 僕は音楽が大好きだ。まずは、ジャーマン・ロックとの出会いについて話をしよう。

 二十歳前後の時に、ビートルズのアルバム『Revolver』に衝撃を受け、その流れでピンク・フロイドにハマっていった。ピンク・フロイドの音源は、レコード屋プログレッシブ・ロックのコーナーにあった。そして、その隣にひっそりとジャーマン・プログレ(ジャーマン・ロック)のコーナーがあり(現在でも同じだと思う)、ちょっと聴いてみるか~、と軽い気持ちで聴き始めたのが、ジャーマン・ロックに触れた瞬間だった。それまでは歌ものばかり聴いていたが、この頃からインストの方を好んで聴くようになっていた。

 ジャーマン・ロック(クラウトロック)の楽曲は、型にはまりすぎず軽くて聴きやすい。平面的ではなく立体的。「激しい」というよりは「美しい」。それに「内面の旅」という言葉も合いそうだ。また、ジャケットのアートワークもデザインが素晴らしいものが多い。

 よくよく考えたらジャーマン・ロックって約半世紀前の音楽。当然だけど僕はまだこの世にいない。けれども、いつ聴いても新鮮で全く古い感じがしない。僕はテクノ、ニューエイジ、レゲエ、アフリカ、インド古典など幅広く好きだが、その傍らいつもジャーマン・ロックが近くにいた。気が付くとジャーマン・ロックが聴きたくなるのだ。

 本書では、僕が何百回も聴いてきたであろうアルバムを紹介しよう!

 

レコードプレーヤーが壊れて買い替えるお金もなかった僕は、YouTubeの違法アップロードで聴き始めたのですが、やられちゃって。

 

この12枚のアルバムだけでも延々と聴いていられますし、深掘りするとその奥の深さにさらに驚かされて。

 

まさに「内面の旅」。

 

ディスクユニオンに卸しているところがにくい趣向だなあと思います↓

 

https://diskunion.net/portal/ct/detail/1008345226