小林達介個展「kobatatsu image」①

HBギャラリーのつづきです。

 

 

 

2016年1月、タツさんの個展を観に行くべく上京した僕。

 

いきなり話しは変わるのですが、僕は2020年5月6日にアルコール性急性膵炎で入院するまで20年間、連続飲酒をつづけてまして。

 

このときも夜行バスで上野に着くと、すぐさまアメ横に行って、朝からやっていてかつ安酒が飲める店を探して、一軒目酒場、とかに入りました。

 

日本酒が一合200円くらいじゃなかったでしょうか。

 

あれはなんていうのでしょう?

 

いまだに名前がよく分かっていないのですが、四角い升? みたいなのに載ってグラスが運ばれてきて、升が溢れるまでなみなみと注いでくれて。

 

はじめはグラスの上澄みを舐めて、減ってきたら升からグラスを取り出して、グラスの日本酒をちびちびやる。それで空になったら、升に入った日本酒を少しずつ注ぎ足して。

 

そうすると、一合だけでかなり粘ることが出来まして、とは言え流石に一合だけだとお店の方に悪いので、二合、三合、それと安くてなるべく身体に良さそうで、かつずっと抓んでいられるような肴を一品か二品注文して、気が付くと卓の上が溢れた日本酒でべちゃべちゃになっていて、衣嚢からiPhoneを取り出してディスプレイを見ると12時を回ってる、みたいなことになって、慌てて会計をしてもらって店を出る、というようなことをしていました。

 

 

 

千円ちょっとで三、四時間平気で潰せるのですから、随分と手頃な野郎です。