パンスト本

次は和綴じでいってこましたろ。と思いまして。

 

それで、インターネットでポチポチと調べて、なんとなくのイメージは出来まして、さて、表紙はどうしよう、と煩悶していた折にbinちゃんに、

 

「パンストはどう?」

 

と電話で言われて爆笑してしまいまして。

 

それからというもの、パンスト、パンスト、の毎日で、バイト先はパンストも扱っていましたので、職権乱用で気に入ったパンストをキープしたり。

 

そうして、パンストで汗を拭いながら出来上がったのがこちら。

 

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「婦人服売り場にも置いてもらえそう」とbinちゃんが評したように、とても上品な仕上がりになりました。

 

けれども自分としてはどうしてもパンストを被せたく、どうやらパンストとの付き合いは長いものになるような気がしています。

 

私のあそこはベートヴェン

いまのバイト先では、

 

本を持ち込んではいけない。

 

という謎ルールがありまして、休憩中はもっぱらケータイを見ているのですが。

 

 

 

ある日、アメブロでエリザベス宮地さんのブログを見つけてしまいまして。

 

https://ameblo.jp/otamajyakusi/

 

しおりの代わりにそっと、いいね、をつけています。

 

 

 

ケータイをじっと見ていたと思ったらいきなり吹き出し笑いをするので、見た目の風貌も相まって、同僚からはかなり気味悪がられているだろうと思います。

小林達介個展「kobatatsu image」①

HBギャラリーのつづきです。

 

 

 

2016年1月、タツさんの個展を観に行くべく上京した僕。

 

いきなり話しは変わるのですが、僕は2020年5月6日にアルコール性急性膵炎で入院するまで20年間、連続飲酒をつづけてまして。

 

このときも夜行バスで上野に着くと、すぐさまアメ横に行って、朝からやっていてかつ安酒が飲める店を探して、一軒目酒場、とかに入りました。

 

日本酒が一合200円くらいじゃなかったでしょうか。

 

あれはなんていうのでしょう?

 

いまだに名前がよく分かっていないのですが、四角い升? みたいなのに載ってグラスが運ばれてきて、升が溢れるまでなみなみと注いでくれて。

 

はじめはグラスの上澄みを舐めて、減ってきたら升からグラスを取り出して、グラスの日本酒をちびちびやる。それで空になったら、升に入った日本酒を少しずつ注ぎ足して。

 

そうすると、一合だけでかなり粘ることが出来まして、とは言え流石に一合だけだとお店の方に悪いので、二合、三合、それと安くてなるべく身体に良さそうで、かつずっと抓んでいられるような肴を一品か二品注文して、気が付くと卓の上が溢れた日本酒でべちゃべちゃになっていて、衣嚢からiPhoneを取り出してディスプレイを見ると12時を回ってる、みたいなことになって、慌てて会計をしてもらって店を出る、というようなことをしていました。

 

 

 

千円ちょっとで三、四時間平気で潰せるのですから、随分と手頃な野郎です。

 

HBギャラリー

3人の男のつづきです。

 

 

 

作品の使用許可を得るべくタツさんにコンタクトを試みた僕。

 

どうやってコンタクトを取ったのか。

 

直接連絡したのか、それともbinちゃんを経由して連絡したのか、全然おぼえていないのですが、心よく引き受けて下さったことだけはおぼえています。

 

 

 

そうして出来上がった詩集をこっそりと販売したり、あれこれしている内に、Facebookかなにかでタツさんが個展をやられると知って。

 

 

 

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Facebookに投稿された画像(2015年6月26日)

 

 

 

開催期間は2016年1月15日(金)~1月20日(水)、場所は表参道にあるHBギャラリー。

 

タツさんとFacebookで、

 

 

 

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このようなやり取りをした僕は、2016年1月に再び上京します。

 

3人の男

夜が来るのつづきです。

 

 

 

そもそもどうしてタツさんと知り合うことになったのかと言いますと。

 

 

 

その頃僕は詩を書いていまして、詩集の表紙になるような絵を探していました。

 

手段はTwitterで、僕はノートパソコンでTwitterを見ていたのですが、イラストレーター、などのキーワードで検索して、Twitterにupされる色々な方の絵を毎日漁っていました。

 

 

 

そんなときにbinちゃんが紹介してくれたのでしょうか。記憶が曖昧なのですが、タツさんのホームページを見させていただいて。

 

その頃タツさんは、木版画、というのでしょうか。なんとも説明の付かないような作品をホームページに載せてらっしゃり、気がつくと僕は毎日のようにパソコンのモニターに見入っていました。

 

おそらくこのときにはもう僕のなかでは詩集の表紙はタツさんの作品で決まっていたのだと思います。

 

僕はタツさんがホームページに載せてらっしゃる作品のなかから、

 

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こちらの作品を選ばせていただいて、タツさんにコンタクトを試みます。