TAKE.4

TAKE.3のつづきです。

 

 

 

合コンで初めて出会い、ウルトラソウルが立ち上げたサークルで再会した女の子のことが気になり始めた僕。

 

大学3年生の夏の始まり。

 

僕には大学1年生のときから付き合っていた彼女がいたのですが、ある日ウルトラソウルから、

 

「この漫画おもしろいよ」

 

と言ったかどうかは忘れてしまいましたが、ある漫画を借りまして。

 

 

 

山田玲司先生の『Bバージン』という漫画でした。

 

 

ウルトラソウルのアパートから全巻セットを紙袋に入れて持って帰って読んでみたのですが、もう夢中になってしまって。

 

途中から完全に住田秋が乗り移った僕は、最後まで読み終えるとそのまま彼女に別れを伝えます。

 

以降、

 

「住田秋ならどうするか?」

 

が僕の行動原理になるのでした。